B系ファッションとは?
B系ファッションとはストリート系として出発をしたファッションの一分野で、基本的に米国の黒人系音楽であるHIPHOPやR&Bなどを演奏するミュージシャンの好むファッションとなっています。
厳密に言えば米国の黒人文化にも南米系とアフリカ系の二系統がありファッションや音楽にも違いはあるのですが、日本人の多くはそうした多民族国家ならではの文化的な違いがよくわからなかったりするのでひとまとめに扱われる漠然としたイメージが優先されているようです。
なお「B系」の「B」とは「Black」「Bad」「Breakin’」といった複数の意味が含まれています。
ざっくりと言えば「ちょい悪」とでもいうか、優等生的なファッションとは一線を画してわざとダボダボのサイズに合わない服を着たり、パンツを腰で履いて足元でだぶつかせたりといった方法がとられます。
キレイ目に着こなすのではなく、不潔にならないように適度にルーズさを出すことができるかどうかがB系ファッションのポイントになります。
レディスの場合は男性がよくするようなダボっとした服装の他、タイトに黒系の服をセクシーに着こなすという方法も含まれます。
B系ファッションの代表的なブランドと特徴
B系ファッションの有名ブランドとしては、「Supreme(シュプリーム)」「Dickies(ディッキーズ)」「ANDSUNS(アンドサンズ)」あたりが挙げられます。
中でもシュプリームはストリートカルチャーでも大注目のブランドで、ルーズな着こなしながらかなり価格が高くしっかりとした作りの服を揃えていることで知られています。
もともと米国のセレクトショップの一つであったUNION NY Stussyのオーナーが始めたブランドであることもあり、それまでのストリート系とはまた違った独特の展開を見せています。
ディッキーズはワーク系やスケーターに好まれているブランドで、かなり以前から存在をしていて価格も比較的安めのものがあることが特徴です。
アンドサンズはレゲエ・ヒップホップ系発祥ということもあり、斬新でリアルなグラフィックが多く取り入れられています。
他にも新進のブランドがどんどん米国から誕生しており、パンクロック系のものも最近は目立ってきています。
好まれる層・着回しや使い方
B系ファッションが好まれる層としては、まず「ヒップホップ・レゲエ」「スケーター」「ワーカー」「パンクロック」「ダンサー」などを好む人達があげられます。
ただこの系統はそれぞれのブランドを立ちあげたプロデューサーがそれまでどういった仕事をしてきたかということによって分けられているのがほとんどなので、選ぶ方は特に何系だから何を着なければいけないということはありません。
女性のB系で多いのは「ダンサー」系統で、黒人女性ダンサーが好むようなタイトでスタイルをはっきり見せるタイプのダンスファッションを選ぶことが多いようです。
パーカーやジャージなどが人気のアイテムとなっており、平面の広いツバを持ったキャップやデカメガネなども定番アクセサリーです。